ラポールホールディングス

TOP MESSAGE代表挨拶

会長メッセージ

豊かな社会を目指し、多様を許容できる組織へ。

グループの展望を考える時、先ず現在から将来における日本を取り巻く社会環境から考察する必要が有ります。

2020(令和2)年に起きた新型コロナウィルス感染症によるパンデミックが引き金となり、南北問題に始まり世界が複雑に絡み合いながら政治や経済が動いていることを世界の全ての人々が改めて認識する事態となりました。

また、2015(平成27)年の国連で開催された持続可能な開発サミットでは、2015~2030年の15年間で達成すべき世界の共通目標、通称SDGs=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)が採択されました。これは、2030年以降も持続可能な社会を実現するために掲げられた世界共通の目標です。

一方、日本は明治以降経験したことのない人口減少、デフレ社会、自国ファーストによる資源不足、基幹産業の衰退、所得格差・地域格差等の格差社会、自然環境の激しい変化などを抱えています。さまざまな問題が山積する中で、これからの5~30年間を企業に身を置く一人の人間として、また組織として生き抜いて行かなければなりません。

しかし悲観する事は有りません。人間も自然の一部で有ることを考えた時、自然の摂理に従って考え、行動していけば道は開けると確信しています。

私たち企業の存在意義を考えた経営理念を元に、中期経営計画を策定し、経営方針を着実に一つ一つ遂行出来れば良いと考えています。

大事にしたいことは、私欲の為のみに行動するのでは無く、多様を許容できる組織であること。その多様性こそが、ラポールホールディングスの最大の強みとなり、それぞれの個性が活かせる、生き生きとした組織を創り上げられるはずです。そして、私たちが目指す豊かな社会を実現する為に、私たちが考える最高の商品・サービスを提供して参ります。

今後も何卒変わらぬご支援とご鞭撻を賜りたく、宜しくお願い申し上げます。

ラポールホールディングス株式会社
代表取締役会長

神出 祥行

社長メッセージ

人生に寄り添えるサービス展開を行い、
「いい人生だった」とすべての人に
感じていただける社会をつくります。

私たちラポールホールディングスは、令和2(2020)年3月4日に和歌山県和歌山市の葬儀社2社が共同株式移転を行い誕生いたしました。

ラポールとはフランス語で「橋を架ける」の意味があります。その名の通り、私たちのサービスを通じて人と人との心が通じ合う、懸け橋となれる企業を目指して参ります。

私は約20年間、葬儀の仕事を通じて社会を見てきました。社会は少しずつ変化し、少子高齢化、核家族化、独居高齢者の増加が進みました。また、日本の古き良き「縁」を大事にする社会の形が変わってきていることも肌で感じました。

変化している社会の中で、私たちの使命についても振り返りました。葬儀の提供だけでなく、人生に寄り添えるようなサービス展開ができないかと思うようになったのです。

人生の最後を迎えたとき、「いい人生を送れた」とすべての人が感じられる社会にしたい。そのような社会を実現するためには、私たちが葬儀だけでなく、もっと人生の中で多くの接点を持ち、長く関わっていかなければならないと考えました。

今後はライフエンディングステージに係るすべてのサービスを展開し、より事業領域を広げます。そして、人生に寄り添える企業へと成長していきます。

お取引先の皆様方には、変わらぬご愛顧ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

ラポールホールディングス株式会社
代表取締役社長

辻本 和也